投稿日:2012年10月16日 10:35 pm
今日のトマトは、ロケット型が特徴のアイコの姉妹版、イエローアイコです。名前の通り黄色いミニトマトです。
最近、どの店でも赤色以外のトマトが増えてます。
ファーム輝でも昨年から、赤色以外の色トマトの栽培を始めました。今年も色んな色や形のトマトの詰め合わせ販売もしていこうと思います。パッケージ等も新しいものを考えております。ブログでもまた紹介します。皆さんよろしくね(*^。^*)。
昨日のブログで、トマトの旬の話をしましたが、1つ補足をしときます。
トマトが赤くなるのは、トマトの実にかかる一日の平均気温の積算温度が関係してきます。
ファーム輝のある高知県の夏の1日の平均気温は、30度近くあるため、すぐに積算温度に達して、トマトの中身が熟する前に、強制的に色がくるために、高品質なトマトにはなりにくいです。
そして、昨日のブログで書いたように、フルーツトマトの旬である2~4月の時期は、まだ平均気温も低く、積算温度がトマトが赤くなる温度になかなか達しないので、じっくりと中身が熟し、ゆっくりと赤くなるので、高品質なフルーツトマトを収穫することができます。
最後に、
昨日告知させて頂いた土佐の豊穣祭の出品フルーツトマトのスイーツの試作第2弾です。フルーツトマトのゼリーの上に、紅茶のジュレがのってます。
試食しましたが、かなりいけます。まだ微調整が必要ですが、スイーツは、ゼリーにほぼ決定です。皆さん、お楽しみに(*^。^*)。
今日も日時を再告知しておきます。
土佐の豊穣祭 10月20日(土)、21日(日)
場所 こうち旅広場(高知駅前広場)、 時間 10時~17時です。
出品は、トマト料理とトマトスイーツを予定してます。
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投稿日:2012年10月15日 10:05 pm
今日のトマトは、試作用のゼブラトマトです。うっすらゼブラ模様が見えてきました。品種名はベネチアンサンセットというおしゃれ名前がついてます。赤色のゼブラトマトです。
このゼブラトマトは、昨年も作付していたのですが、作が終了した後に、グリーンゼブラの状態で収穫して、調理してもおいしいという話を聞いたので、今年は、グリーンゼブラ状態の収穫にも挑戦してみます。
話は変わりますが、皆さん、トマトの旬とは、いつだと思いますか。
この質問をすると、ほぼ100%の人が夏だと答えてくれます。
確かに夏という答えは間違いではありません。でもファーム輝のある高知県の夏は、トマトには過酷すぎて旬とはいえないと思います。
トマトの原産地は、南米のアンデス高地です。ここの夏の気候は、昼間25度ぐらいまで上がり、夜間は15度ぐらいまでぐっと下がります。
なので、品種改良されている現在の日本のトマトも遺伝子の中にこの気候特性が組み込まれているので、30度を超える気温の日が続き、かつ夜温も熱帯夜が続くような気候のもとでは生育が抑制されて、高品質なトマトは採れないのが実状です。
日本の夏で、アンデスの気候に最も近いのは、北海道、長野、東北などの比較的冷涼な気候の所です。この地域では、トマトの旬は夏ということになります。特に北海道の夏のトマトは、夏の時期一番おすすめだと思います。
それでは、ファーム輝のフルーツトマトの旬はいつでしょうか。
これは、意外にも2月から4月の冬から春の時期です。この時期のハウス内の気候は、ちょうどアンデスの気候に近い温度変化をする時期で、太陽光線も徐々に強くなっていく時期です。
比較的気温の低い中で、光合成をしてじっくりと生育するため、糖度が高く、食味の良いトマトが収穫できます。
このように、トマトの旬といっても、地域によって、気候によって違うので、夏が旬だとは一概に言えないと思います。
最後に告知を1つ。
10月20日(土)、21日(日)の土佐の豊穣祭というイベントにファーム輝も出店することになりました。
場所 こうち旅広場(高知駅前広場)、 時間 10時~17時です。
出品は、トマト料理とトマトスイーツを予定してます。
これは、試作のトマトゼリーです。スイーツとして検討中です。
出品物が決まり次第またアップします。
お近くの皆さんは、是非遊びに来てくださいね。
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投稿日:2012年10月9日 11:20 pm
日曜日の夜に楽しい時間を過ごしたグリーンチャームのお二人、野口さんと松田さんが翌日にはトマトハウスを訪ねてきてくれました。
まるは、まるっくま姿の正装でお出迎えです。
トマトのことを色々と説明させていただいて、この日も楽しい時間でした。
そして最後に、
暑さで正装を脱いだまると私も加わり、もう一枚パシャ(*^。^*)。
グリーンチャームの野口さん、松田さん、今度は収穫中に是非ご訪問くださいね。
おまけの動画。
授粉用のマルハナバチの出動風景です。よかったらご覧ください。
朝はこの巣箱から出動。夕方にはちゃんともどってきます。でも例外的に戻ってこないハチもいます。ハチにもやはり個性がありますね。
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投稿日:2012年10月6日 11:15 pm
昨日宅急便で届いたマルハナバチさん、早くもハウス内で、花にとまり働いてくれてます。ハウス内の環境によっては。3日ぐらい訪花しないこともあるのですが、今回はまだ巣箱から出てくるハチの数は少ないですが、確実に訪花してくれてます。
このマルハナバチは、蜜を集めるのではなく、花粉を集めて、巣に持ち帰ります。足についているのが花粉団子です。そして、この花粉で幼虫を育てて、世代交代をしていきます。
このマルハナバチ、花の柱頭部分にかみつき、体をふるわして花粉を集めるのですが、その時にトマトも受粉します。そして、私達が受粉を確認するのは、マルハナバチの噛み痕、バイトマークが花についているかどうかによってです。これからは、バイトマークを確認しながら、作業をしていきます。
ファーム輝のミニトマトの主力品種の一つであるアイコも、ラブリーさくら同様に順調に大きくなってます。
話変わって、これなんだと思いますか。
この防虫ネットの外側についているものは、ヨトウガの卵塊です。この中に何百もの卵がはいってます。これが孵るとトマトの害虫のヨトウ虫になります。
成虫のヨトウガはネットの中には入ってこれないのですが、生まれたばかりのヨトウ虫は0.3ミリという細かい網目もくぐってトマトハウスの中に侵入してくることができます。そのため定期的にハウス周りの防虫ネットを見て回り、卵を見つけ次第除去してます。でもヨトウガも賢いですね。自分の子供がハウス内に侵入できることがわかって、そこに卵を産むのですから。
感心してばかりはおれないのですが、自然のおもしろさを感じます。
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