フルーツトマトの様子&定植の準備

投稿日:2012年10月19日 10:20 pm



フルーツトマト(品種桃太郎系)の現在の様子です。ベースのグリーン(トマトの肩の部分)もはっきりしており、いい感じに生育してます。このままいくと、初期から糖度がそこそこ高そうです。でもここで、あまり灌水量を減らしすぎると、写真の実は糖度が上がりますが、上段での樹勢が落ち、収量が激減します。
なので、今の時期は、初期の実の糖度を上げすぎず、上段の生育が順調にいくようなバランスの良い水管理が必要になります。
といっても、初期の実の糖度は、7度ぐらいには持って行くように管理します(通常のトマトの糖度は4~5度)。




日も作業の中心は、増設ハウスの定植準備でした。今日で畝作りが終わり、灌水チューブの設置を始めました。明日、この灌水チューブのテスト灌水をすれば、後は定植に向けて、植穴を開けるだけとなります。なんとか23日の定植には間に合いそうです。

明日からは並行して、すでに植えているトマトの手入れ作業を再開します。ちょっと遅れ気味なので、遅れを取り戻すように急ピッチの作業になります。


連日の告知で恐縮ですが、明日から、いよいよ土佐の豊穣祭にファーム輝参戦です。



高知駅前こうち旅広場に33店舗のグルメ料理の店舗が並びます。
まるが、会場で皆さんのお越しをお待ちしておりますので、宜しくお願いします\(~o~)/。






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フルーツトマトの段数&防根透水シート敷き

投稿日:2012年10月14日 10:45 pm



昨日も少し書きましたが、フルーツトマト(品種桃太郎系)の最初の実です。1段目の実ともいいます。
ここで少しトマトの生理を書くと、トマトは、花芽がくると、次に葉っぱが3枚展開して、また花芽が来ます。この繰り返しで、成長していきます。
そのため、花芽=とまとの実をいうときに、一段目の実、二段目の実と段数でいいます。
一段の花の数は大体3~6で、時にはそれ以上の花が咲くこともあります。フルーツトマトの場合、水分量をかなり制限するので、樹勢が弱く花数も少なくなります。平均3~4個、1段で収穫できればいいほうです。
写真では写っていませんが、現在2段目の花が咲いており、3段目の花芽も見えてる状態です。

作業の方は、今日も防根透水シートを敷く作業が中心です。



今日も、田増さんが助っ人に来てくれてます。感謝です(*^_^*)。




シートを敷く溝です。深さが30センチぐらいあります。このハウスの土壌は結構固く締まっているので、管理機で掘るのも結構大変です。



先程の溝にシートを敷いた状態です。この後昨日書いたように、管理機で土をシートに入れていきます。


でも、最後は



人力で、鍬を使ってシートの中に土を入れていきます。このシート敷きで一番大変なのが、この鍬を使って、シートに土を入れ、最後にきれいにならしていく作業です。
今回は10月なので、まだいいですが、通常は真夏の時期に作業するので、過酷です。去年他のハウスでのこの作業で、スタッフ全員4,5キロ痩せました。
皆様に喜んで頂けるようなトマト作りのためには欠かせない作業なので、スタッフみんなで頑張っております。




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フルーツトマトとアイコの生育&防根透水シート敷き

投稿日:2012年10月13日 11:25 pm



フルーツトマト、順調に大きくなってます。着果後約10日目の様子です。品種は桃太郎系で、写真は桃太郎コルトです。




ミニトマト、アイコも特徴ある形で大きくなってます。着果後約2週間目の様子です。

そして、今日も増設ハウスの防根透水シートを敷く作業が中心でした。




シートを敷く前には、地面を出来るだけ平らにならしておきます。この作業をしていないと畝を作り、灌水チューブで水をやった時に、灌水量にむらができて、生育が一定しません。



シートを敷く溝を管理機で掘った後、みぞに残った土を鍬で上げていきます。丁寧に上げないと、残っている石などでシートに穴があき、そこからトマトの根がシートの外にでていき、余分な水を吸って、その樹のトマトの糖度が上がらなくなります。
ちなみに、鍬を持って作業してくれているのは。時々ブログでも登場する田増さんです。仕事が休みの日にお手伝いに来てくれました。感謝。





この作業は、シートに管理機で土を入れる前に、耕うんして、管理機で土がいれやすくしてます。






管理機で、シート内に土を入れる作業を動画で撮ってみました。ご覧ください。
シート内が土で一杯になるまで、何回も往復します。



管理機でシート内に土を入れる作業の途中で、トマトの生育を良くするために、有機質肥料をいれます。





シート内に土がいっぱいになると、こんな感じです。これをならして、畝が完成です。
このシート敷き作業、今日で3日目ですが、後4~5日ぐらいはかかる予定です。
毎回のことですが、スタッフの皆さんが、作業に慣れてきたころには、作業が終了してます。



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ハウス用暖房機の清掃&防根透水シート敷き

投稿日:2012年10月11日 10:30 pm



秋も深まってきて、我が家の銀木犀も開花してます。フェイスブック上では香りをお伝えできませんが、いい香りが辺りに立ち込めてます。



ミニトマト、ラブリーさくらも着果後2週間で、かなり大きくなってます。



気温も下がってきているので、来月の運転開始に備えて、ハウス用暖房機の清掃をしました。この暖房機の燃料がA重油のため、1シーズンの使用でかなりすすがたまります。それを除去することにより、暖房効率をあげるとともに、少しでも耐用年数を伸ばすことができます。
現在、燃料の単価が高止まりなので、コストを下げる対策は必須です。




そして、いよいよ増設ハウスの防根透水シート敷き作業が始まりました。
このシートは、フルーツトマト栽培には重要で、根域を制限する隔離栽培をすることができます。シート内の水分状態をコントロールすることにより、糖度の高いトマトを栽培できるようになります。
一つ難点は、このシートを敷く作業が、かなりの重労働になることです。300坪ぐらいのハウスで、3人ぐらいで作業して、1週間はかかります。
今回も、トマトの植え付けの日にちが決まっているので、それに向けて、急ピッチに作業をすることになります。





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